ガールスカウトだ
私は小3からガールスカウトに入り、学生時代は遠方&土日も働かないと生きていけないため一旦やめて、
現在は指導者として主に中学生を見ています。
で、「結局ガールスカウトってなんなわけ?」とよく訊かれるのでその辺をカジュアルに説明します。
正確な説明は日本連盟のウェブサイトでも見てください・・・。
一体何をしているのか?
「自己開発」「人との交わり」「自然とともに」という3つのテーマに沿っていろいろなことをします。
キャンプへ行ったり、老人ホームの訪問をしたり、募金したり、地元のイベントに店を出したり。イベントの手伝いもする。
奉仕が多いのかな?
あと何か作ったりもしますし国際交流の機会もあります。
あ、他人事みたいに書いているけど私も全部やったことあるからね。
宗教なの?
違う。
宗教というものを理解しましょうというのは活動の大事な要素ですが、
団(習い事のひとつの教室みたいなもん)の拠点は教会、神社、寺、あと立正佼成会にも団があって
それぞれ拠点の宗教行事に出たりもしますが敵対しているわけではありません。
もちろん信者とは限らないし勧誘もされません。
あと学校団もあるんですよ。東京都第1団も学校団。
うちの団はカトリック教会所属ですが信徒は指導者の中に2人いるだけ。
(指導者自体は10人以上いる)
私も信徒ではない。
プロ市民的なあれなの?
これも違う。
女しかいませんが、女性の権利をくれ!みたいなことは特にないです。
自分らでできることをやる。
DVやめましょうキャンペーンとかそんなのはありますけど、
学習して自分が当事者にならないためにはどうするか学び、周知するのみ。
いい意味で平凡なことしか言いません。
ボーイスカウトと何が違うの?
これもよく訊かれる。
はるか昔、ボーイスカウトのジャンボリー(全国キャンプみたいなもん)で、少女が自主参加しているのを見て
「少女にふさわしい活動は別途考えた方がいいのでは」となって生まれたのがガールスカウト。
モットー「そなえよつねに」は同じで、おきての内容も似ています。
とはいえボーイスカウトには現在女子も参加できるわけです。
じゃあなんでガールがいいのか?というと、
女子しかいないのでどんなことも女子がやることになるからです。
穴掘りもでかい蛾を追い払うのも、長机運ぶのもみんな女子。
キャンプファイアーで仮装して踊って笑われるのも女子。
もちろん「そんなもん女の筋力じゃあ無理だよ」ってことはしないけどね。
あとものづくり系が多いのでそれも個人的には良い。
ちなみに活動では関わることが多々あります。
カトリック教会に所属する団が集まって合同ミサをやったり(東京ではイグナチオ教会でやるのだ。超きれいよ)、
クリスマス会を合同でやったり、オーバーナイトハイクに参加したり。
結構前ですが一緒にがれき掃除のボランティアにも行きました。
何歳なのか?
小学校入学1年前から高校生まで入れます。
基本的に年度ごとに区切りがあるので4月だととてもいいのですが、団によってはいつでも。
ただ、人が多い団は小1の4月からしか入れないところもあるらしい。
大体の年代は首に巻いたチーフの色でわかります。
私服に水色っぽいチーフ:テンダーフット(未就学児)
制服に赤いチーフ:ブラウニー(〜小3)
茶色のチーフ:ジュニア(〜小6)
緑のチーフ:シニア(中学生)
紺のチーフ:レンジャー(高校生)
水色のチーフまたはリボンタイ:成人会員(指導者等)
アクティブな外での活動では、キャンプタイという団ごとに決めたチーフを巻いています。
(私服に巻いてるときもある)
この時は年代ごとの区別はない。
書ききれないな。
もう1記事書いてみます。