クズは定時で帰りたい

趣味の時間を捻出するブログ

ブラックな思い出(1)

就職までの話

 

私の職歴のひとつに、ブラック企業がある。

 

そもそも今の会社がうるさい上司ところころ変わる方針と安い給料でも
同業からきた人々は粛々と耐えて「まともな会社だし」と断言しているのは
この業界(建築系の下請け)においてはかなりまともな方に入るからです。

いやスーゼネも大概ですけどね。

なんで育児時短勤務だと言ってた人から20時にメールが来るんだろう・・・。


まあつまり私もブラックな同業出身というわけです。

 

とにかく事務職になりたかった

 

私がその会社に入ったのは妥協の産物でした。

当時大手企業の契約社員、内々に正社員登用試験があるからと時期を待っていたら

私のいた支店出身者が不祥事そして逆ギレというとんでもないことをして

「おたくの支店には金輪際受験させねえよ」となってしまい途方に暮れていました。

 

しかしぶつくさ言ったところで残りの契約は短くなるし年も取る。

しかもこの業界、他の業務にほぼ全く経験が活かせない。

先のことを考えて事務職への転換を試みるも、

履歴書と証明写真の無駄遣いにしかなりませんでした。

返事すら来ねえの。いやせめて写真だけでも返して・・・

 

で、たどり着いたのが東京都の若年雇用者なんたらかんたらの事業への参加でした。

なんてったって都ですよ。公ですよ。安心なわけよ。

早速申し込んで、事務所へ行き紹介予定派遣ということで派遣のルールなどを聞いて

応募したい条件を面談で伝えて完了。

・土日休み
・事務

 

派遣会社がアホなのか、この歳で事務やりたいってのがアホなのか

 

数日後、早速仕事の紹介があったのですが「あの面談はなんだったんだ?」な

シフト制の販売と事務。月給14.3万円。

そりゃ販売だって事務作業が多少あるわい!

というか販売なら経験者だし、

求人倍率からいっていきなり正社員で今と同じ給料要求できるわ!!

そもそも土日休みはどこ行った!?

 

そんな感じで全くかすりもしない案件ばかり紹介され

折り返す電話代も時間も機会も全部無駄にしていきました。

まあハローワークの求人検索でずーっと載ってる系の仕事ね。

 

もうこれはもうワンクッション置いて、

給料はさておきここで選り好みせず事務経験積んで他へ行こうと断念。

で、やっときた仕事が前職。


営業さん曰く、

・土日休み

・給料は15万円からですが大卒なのでもっともらえるはず、住宅手当あり

・事務

これは!と思い応募して面接へ。

 

面接官はガチムチの眉が細い色黒の意識高い系っぽい(要は嫌い)人でした。

こいつ大丈夫なんか?っていうくらいあからさまにマニュアルそのままの、

まるでバッティングセンターでキャッチの練習するみたいな虚しい面接を受けて

15分ほど後で「技術アシスタントでよければ採用」と営業さんから電話があり、

暑くなってきたし有給もったいないしまあいいやと決定。

 

ほんとね、これが甘かった。

土日休みの事務やりたいって言ったのに

シフト制の販売を紹介してくるような会社の人間の言うことを信頼するべきではなかったのよ。

 

(続きはまた来週?)