何故か職場で四半期に一冊の読書が義務になってしまい困惑しています。
いやほんと急なんです。
きっかけ
謎です。マジで謎。
誰か教えてください。そして助けて。
読書しないわけではない
読書家の定義はわかりませんが、
私は学者と出版・文学関係でない日本人の中では恐らく本を読む方かと思います。
ただ文学史とか名作とか受賞作とかに興味がないので
高尚なる読書家の方々と語り合うことはできません。
で、高尚なる読書家の方々がめんどくさいのであまりそういう話をしないようにしている。
話が逸れた。
いやとにかく読書そのものが苦痛ってわけではないんですが嫌なのです。
何が嫌なのか① 本のカテゴリ
「会社で」「役に立つ」本をとなると
ほとんどはビジネス書または建築関係の本になると思うのですがビジネス書は高い。
建築関係はもっと高い。
1冊分の値段で新書でも2冊は買えます。
そしてでかいから電車内で読めないことが多い。
文庫と新書、たまに単行本のビジネス書を読みますが
文が明らかに少ないのに読みきるまでに3倍くらいの期間がかかります。
それくらい物理的に読みづらい。
そもそも「仕事で役に立つ」という基準が雑すぎる。
たとえば我が家にある「地域再生の罠」とかはどうでしょうか。
個人的には役に立っていますしとてもおもしろいのですがジャンルは全く関係ない。
(うちはデベロッパーではないからね)
あとは太川さんの「ルイルイ仕切り術」とか。
側から見たらタレントのエッセイですからね。
何が嫌なのか② 貸す
なんかみんなの本を交換しあって読むんですって。
著作権関係は大丈夫なのでしょうか。だめだと思いますよ私は。
何故金を払って買って、捨てずに置いている即ち絶対また読むものをタダで貸した上に
同僚が持っていたという理由だけで
「これまでずっと、買うという判断に至らなかった本」を読まねばならないのか。
何が嫌なのか③ 義務である
四半期に一冊というゆるいものではありますが、
ノルマがあります。
これ、普段から読む人には面倒でしかありません。
日常の楽しい読書の時間的スペースにほぼ興味のない本が入るわけですから。
かなり邪魔です。
読みたいリストに横入りされている。
一方で読書嫌いの人には100%苦行ですよこれ。
本のラインナップだって「こいつ頭おかしい」と思われないための無難(でほぼ退屈)なものばかり。
「早く明日の通勤時間にならないかなぁ」となる本と出会える可能性はかなり低い。
ってことは読書が引き続き苦行でしかない。
そもそも読書って
読んでおいてなんですが、果たして読書は100%絶対誰にでも有益なのでしょうか?
読書を勧める人はみんな読書をする人ですから、ある意味宗教に近いものがあります。
卵が先か鶏が先か、みたいな話ですが
読書を習慣にできる人にとっての読書がメリットということしか主張できないんですよね私達は。
強制やプレッシャーで嫌々読まされても有益なのかどうかは、
文章を読むことに抵抗のなくなった人々にはもう証明できない。
しかしやらないとまためんどくさいのでどうにか捻り出すしかありません。
ていうかさ、半年前に言ってくれよ。
春先に本はあらかた売り飛ばしたのよ。
いやほんとめんどくさ。