やっと真面目に仕事の話をします。
かなり前の記事でちらっと書いたのですが
数年前の私は仕事がどうにもきつく、なんとかならんのかと苦しんでいました。
がんばって解決するぞ!!
とはいえ私はクズですからね。
スキルを上げる→勉強めんどくさい
転職→転職活動超めんどくさい
周りに働きかける→なんで給料一番安い私がやらなきゃならんのだ。めんどくさい
しかも残業の根本的な原因は「こいつら一人で仕事をするレベルじゃねえと上司が判断した」という
ぼんやりしたものでした。
つまり解決策をとったところで的外れな可能性もあるわけです。
どの点がまずいのか訊けば「反抗的」「それを考えないのも問題のひとつだ」
「ってわけでみんなで何故みんなが問題児なのかディベートして報告してください」。
ひでえ。仕事増えたわ。
本当はあなたもはっきりとは分かってないんじゃないかしら?って。
無理だ!あきらめた!
諦めの早さには自信のある私、すぐに諦めました。
そして諦めを前提として現状を整理することにしたのです。
しかしいちいち自分の欠点を整理するというのもかなり面倒。
プライドもあるし、整理でエネルギーを使い果たしそうだし。
っていうかうんざりするほど欠点が多いから問題なわけですし。明らかにめんどくさいよ。
なので逆に譲れないものは何なのか考えてみました。
これはもうシンプル。
・定年まで安定収入を得る
ちなみにこれまで手に入れようと思っていたもの:
・できる人である
・そこそこおしゃれ
・清潔感
・豊富な専門知識
・細やかな気配り
・なんか知的
・センス良くあらゆる文具を使いこなす
・定時までフルパワーで働く
・お金たっぷり
・・・・
冷静に考えてみれば、そんなことが自然に叶うような人間なら
そもそも新卒で試用切りしなきゃならないような会社に就職してなかったはずである。
そのことに気付いたら、
「○○したい(できると信じてた)のにかなわない」というストレスが消滅しました。
「こうするには努力が必要。そして私は努力が苦手だからしない」ってことです。
心にさわやかな風が吹き抜けますね。
果たすわけない義務や難しすぎる目標などいらないのよ。努力しない人には。
だってもう計画から葛藤、得られない結果まで全部無駄だもん。
その間に趣味もできれば寝られたし反省せずに済んだ。
めんどくさがりで何が悪い
いいやめんどくさいなんて思ってはいけない!
なんてそんなことこそ思ってはいけないと思います。
めんどくさいと思わないようにしたところでめんどくさいことは変わらない。
振り返ってみると、
ただの「めんどくさいというストレス」だけで済んでいたのが
「めんどくさいというストレス」と「めんどくさいと思ってはいけないという我慢のストレス」、
「それでもめんどくさいと思う自分を責めるストレス」に増えていたことに気付きました。
これを「はい、めんどくさい」で済ませると、残りの精神的スペースに
「この方法ならめんどくさくないかも」などのアイデアが入れることができる。
それがうまく運用できればめんどくさくなく問題が解決してしまうこともある。
この発想の罠
しかしこの発想、問題を多数抱えても勉強したがらないようなクズが公言すると
「開き直ってんじゃねえ!」となってしまいます。
ほんとに。
私は公言してめっちゃ怒られました。
未だに酔った上司に「あの時考えを変えてよかったでしょう?」と言われます。
まあ一切変えてないからこうして書いてるんですけどね。
ひっそりおすすめします。ひっそり。