クズは定時で帰りたい

趣味の時間を捻出するブログ

カジュアルでいこうぜ?

私は仕事でよくベトナム人と話す。

といってもベトナム語が話せるわけではなく、ベトナム人が日本語をがんばってくれている。

まああれだけ発音がいろいろできるのだから会話が成り立つ程度の日本語(キーボード)なら簡単な部類だと思う。

 

相棒・T氏

山崎まさよしの曲に「Mr.Tのリベンジ」というのがあって結構好きなんですが

当然太郎ちゃんでもタケシ君でもないT氏と一緒に仕事をしています。

 

いつもSkypeのチャットでやりとりをしていて、

入り組んだ質問はGoogle翻訳だろ!って謎の文章で来ますが

基本的には問題ない日本語で来る。

あと日本語が間違っていても独特の言い回しには慣れています。

「教えてください」が「教えてお願いします」だったり。ですますが違ったり。

 

唯一気になっていた間違い

T氏の日本語、唯一気になるのが「ごめんね」が「ごねんね」になっているところである。

恐らく向こうの日本人に言われたのを音でそのまま覚えているんだろうし、

声に出すと違和感はあまりないので誰も指摘しないのだろう。

 

「急ぎの物件が来ました。明日依頼した時、15日に完成しますか?」

「スタッフは皆仕事がありです。16日AMいいですか。」

「わかりました。正式な依頼が来た時、また連絡します」

ごねんね!

 

最初はタイプミスかと思ったのですが繰り返されるので本当にごねんねのようです。

 

どう指摘すべきか・・・

しかしこれ、指摘が難しいんです。

状況としては無理なお願いをする→無理です(悪くないけど)すみません、なわけ。

 

ここで単純に「ごねんねじゃなくてごめんねですよ」と言ってしまうと

なんだかお前の礼儀がなってない!的な雰囲気になってしまいかねない。

T氏はやたらと礼儀に敏感なのだ。

そもそも謝ることではないので(既にしている仕事もこちらが頼んでいるのだから)難しい。

あと「ごめんね」じゃなくて仕事なので「すみません」なのですが、そんなこと言ったらますます勘違いされる。

しつこいけど謝ることじゃあないし、ごめんとすみませんを彼はちゃんと使い分けている。

 

というわけでT氏と会話する私と同僚は困っていたわけです。

 

解決したけどさあ

何度かちまちま話し合い、じゃあもうこっちが「ごめんね」って言うしかなくない?ということに。

 

「芝浦さん。13:15の質問はどうですか。」

「すみません、見落としていました。いま回答をサーバーに入れました。」

「確認します」

「遅くなってごめんなさい

こんな感じで数日間ごめんなさいを言ってみました。

 

このおかげでT氏の日本語、無事「ごめんね」へ!

・・・なんですが、どうやら私と同僚はこういうカジュアルな感じに切り替えたと判断されたようで。

 

「ありがとう!助かった😎」

 

絵文字登場。for businessでも絵文字出せるんだね・・・。

いやいいんだけどね、いいんだけど・・・。

この会話を見ているはずの向こうの課長はどう思ってるんだろう・・・。