例年(っても2年ね)オフィスカジュアルとはなんぞやという講座?が開かれており、
今年もやらなきゃいけないらしい。
「自主的にやってくれ」ってもはや自主性のかけらもないんですが
まさかの私が今年の講座の当番らしいです。しかも後輩と一緒に。
問題1:謎の基準
これがまあ「オフィスカジュアルって調べて出てくるやつ」なら良いのですが、
そもそもいろいろ出てきて話にならない。
ちなみに弊社では、
・ガウチョパンツとワイドパンツ禁止
・普通のカッティングのシャツの裾を出すの禁止
・スカートは膝上から膝下くらい。ロングとミニ禁止
・原色禁止、キラキラしたの禁止
・ニットはハイゲージのみ
・ゆるいの禁止
・ぶわっとなったやつ禁止
・透け感禁止
・ノーカラーのジャケット禁止
・靴はパンプス
・・・えー、近年のトレンド全滅。
先日時間を持て余して夫と服を見たのですが「これだめ」「これもだめ」「これ論外」ばかり。
「なあ、どうしたらええねん。あかんやつばっかりやないか」
「だから服買えないっつってんだよ私は・・・」
結局こうなる。
問題2:謎の忖度
そもそも何故こうなったのか。
前から少し書いてますが、職場はとある大きめの会社と同じフロアにある子会社です。
親会社の女性は総合職:スーツ? 一般職:制服
となっている。
スーツといってもこれは親会社生え抜きの営業さんだけの話で、数々の合併の結果他社出身と内勤の総合職はほぼ私服である。
ニットワンピに生足とかね。
しかし親会社よりゆるくてはいけないということで
「スーツでいろという厳しいことを言わない」なんて優しさを振りかざしてこのざまである。
昨年はズボンとパンプス用靴下で足元涼しくと思ったら靴下は素足に見えるためNGが出てしまい(膝下ストッキングを履けとのこと)、
一度試したけど残業つき座り仕事なので履き口に痣ができるほど浮腫んでしまいズボンを断念。
問題3:後輩がよ・・・
そして一緒に講座をやらなきゃならない後輩である。
彼女さ、ラフなのよ。彼女というか彼女の部署がラフ。
センスはお国柄もあるからさておき、
たしかにストッキングは履いてるけどスポーティなサンダルとかスニーカーとか、
ミニスカートってほどではないけど・・・ってスカートとか。
向こうの課長にやんわり言っても「ま、ええんちゃいます?」
だよねえ。
私もそう思うけど、だったら服装を理由に別フロアにいる私にお茶出しさせるのやめてくんねえか。
しかしまあこれは彼女と同じ国から来た別の子も似た感じというかもっとすごかった。
ネオンカラーのミニスカートとか肩出しとか余裕でした。
上司がはっきり指摘したところ、
「私はちゃんと仕事をしてるしお洒落は家からして来ている。何故だめなのか?」
「お客さんからのイメージが良くない」
「私がお客さんだったら女の子はお洒落な方が好き、話も広がる」
「日本のマナーだ」
「私日本人じゃないじゃん」
終了。
引き下がってんじゃねーよ。
そんな前回引き下がらせた国の人と、私みたいなモロやらされてるのが組んで
一体どうしろというのだ。
問題4:めんどくさい
私は靴下以外で何も指摘されたことはない。今後も指摘されないと思う。
こんなんだから。
もうスーツ着ろよ!と思うかもしれないが、
女物のスーツってタイトかごてごてかばかり。
座り続ける仕事には全然向いてない。
親会社の内勤の総合職はみんな比較的ゆるめの服にジャケットをうまく合わせている。
いや他社はどうでもいい。
安全圏にいる私がどうしてこの期に及んで境界線を考えなきゃならんのか。
みんな余裕で守っているか余裕でシカトこいてるかなので
毎年やる意味なんてのは上司の親会社へのアピール以外にないのだ。
それに付き合わされてる私、4月で早速36協定の繁忙期カードを1枚使ってしまっている。
問題は別のところにあるような気がしてならない。