電工二種の試験に行ってきた。
意外にわかるかも
苦手なことほどパッケージでやった方がいいよね、と電工二種をやることにした。
(本来なら消防設備士の方が取りやすいはず)
電線管やらケーブルやらを覚えるだけなので序盤は意外になんとかなった。
いやまあいちいち覚えなきゃならないのかよとは思ったけど。
側面に「○mm2まで」「屋外用」とか印刷しとけばいいじゃんね。
私は暗記がわりと苦手だが、こういうのはちゃんと名前と材質などが一致しているので覚えられる。
歴史上の人物とか全然だめ。
徳川家康が徳田家康だったとしても天下統一はたぶんしてたじゃん?
そういうのは覚えられない。
テキストがさあ・・・
しかしそれ以前に問題が。
テキストがなんか合わない。
テキストは「漫画でわかる」みたいなやつにしたのだが、
私はそもそも漫画を読まないので漫画になったからといってわかりやすくはならなかった。
それどころか、なんでもかんでもいちいち話し言葉で進行していくことにストレスが溜まりはじめた。
ノリもよくわかんないし。あれは漫画だと定番の流れとかなんだろうか?
そのわりにじっくり教えてほしいところは「こうなってるよ!」だし。
その理論を!漫画で!説明しろ!!
同僚に相談した。
「テキストがいまいちなんです。
漫画でわかりやすくと書いてあって買ったんですが
そもそも私は漫画を読み慣れてなくてそれもまたストレスで」
「・・・いやこれ普通にわかりにくいと思う。
あくまで私の感想ですけどテキストは大きいやつがいいですよ」
「ありがとうございます!買い直します!!」
タイトルに騙され・・・てない
次に買ったのは「7日でできる」みたいなやつである。
(これしかなかった)
7日でできるってことは余裕みて8日前からやればいいよね!と着手して
途中2日連続で寝落ち。
我ながらすごい。ちゃんとさぼる。
しかも巻末に模擬試験がついている。
これをやらないでどうするのか。
ということで残りの日は夜に自習室を借りてみた。
恐ろしいよね。
この歳になってこんなふうに「あああああ!」って勉強することなんてないと思ってたし、
なんならこれ質としては大学受験より真面目に勉強してると思う。
(寝落ちはしてるが)
資格試験は「勝てば合格」じゃなくて「できれば合格」というのもあるのかもしれない。
本番
そんなこんなで試験当日。
横浜国立大学へ行かねばならないのだが、
地下鉄ブルーラインという時点でなんだか嫌な予感がする。
いやどうせ横浜に呼び出されるんだろうとは思っていた。それはいい。
でもこれ浜じゃない横浜ですよね?
ここで「うんうん最適解ね」と納得する神奈川人が果たしているのだろうか?
せいぜい運のいい人が「ウチの近くだわ」くらいでは・・・
私は羽沢から行ったんだけど、まあなんにせよ山。
アキレス腱がよく伸びるような山である。
大学自体が山にあるのでもうしょうがない。
「私より頭いいのにこんな山そして駅から遠いところに入学ってかわいそうでは」
「私ならオーキャン行った段階でもう志望しない」
「大学生が元気なんじゃなくて元気だから大学に通えるのでは」
などと思っていた。
それにしても案内が全然ない。
あれ?経済学部だっけ、経営学部だっけと思って受験票見たら
試験は明日だってよ。
は?????
私が過去横国射程圏内だったら〜みたいな仮定の話を頭で繰り広げてたけど
土曜と日曜を間違える奴が国立行けるわけねえだろ!
ばーかばーか!!
うなだれて帰宅。
山登りに疲れ果てて夕方まで寝た。
その後夫に大爆笑され「アホか。もう一日勉強できるやんか」とせっつかれて模擬試験を解く。
相変わらず損失の計算ができない。
こんどこそ本番
翌日は同じ場所とは思えないほど人がぞろぞろしていた。
そしてみんな若いような、
電気工事士やろうとするおばさんなんてそりゃあ少ないよね。
大学に着いたら案内が3人もいた。
それぞれがそれぞれらしい感じだった。
こんないろんな試験を並行してやることあるんだね。
若い子は模試に吸い込まれていき、洒落た大人はTOEICに吸い込まれて行った。
残ったわずかな若者とほぼ全てのおっさん、あと私が電工だった。
(おばさんは他に見当たらず。若い女子はいた)
試験自体はまあ模擬試験どおり、できたりできなかったり。
1問はあれただの数学じゃないのかというのがあったのと、
いまだに納得がいってないのが1問ある。
まあ合格したからいいんだ。
次は実技ですって。