クズは定時で帰りたい

趣味の時間を捻出するブログ

更新でばたばた

出向して7か月。

すこぶる快適である。

 

しかしある日いきなり会社に呼ばれた。

「芝浦さんを会社に戻そうと思って」

は??????

 

「何があったんですか?」

「いや芝浦さん言ってたじゃない」

「ええと身に覚えがないんですがいつですかね?」

「この前の面談だよ。

それで口裏を合わせてほしいんだ、芝浦さんから戻りたいってまず話をしてほしくて〜」

「待ってください。ちょっとわけがわからないです。経緯を教えてください」

 

話を聞けばとんだ曲解である。

出向先はどんな感じかという話を上期の面談でして、

「いやほんと定時で帰れるしみんな親切だし勉強になるし、

これでお金稼げてるなんて会社の人に申し訳ないくらいです」

「何かできることがあれば出向先の退勤後に手伝うので言ってください」

とは言った。

それがなんか戻りたいという意思表示になったらしい。

 

なぜ????

申し訳ない=ここにはいられないほど辛い、になぜなる?

ならなくね?

つーかそれでそうなるなら我が上司は早期に救いの手が差し伸べられて休職しなくね?

 

「確かに申し訳ない気持ちはあって、

残業の手伝いをするのもやぶさかではないという話はしましたが、

戻りたいとは全く思ってないですよ」

「えっじゃあ更新したいの?」

「ええそりゃあもちろんしたいですよ。昨日そういう話を向こうのボスとしてきましたし」

 

「あっ・・・そう・・・。ならよかった。うんうん。よかった」

「芝浦さんの気持ちが聞けて良かったよお」

奥野親道もひれふす棒である。絶対そう思ってねえ。

 

気になって訊いてみた。

「ところで私を戻す目的はなんだったんですか?何をする予定だったのでしょう」

例えば○○社から問い合わせが来ててえ、そういうのもあったりする」

 

例えば?

問い合わせ?

 

社歴10年をなめないでほしい。

問い合わせで実際に立ち上がるのは10%もない。

それで異動をかけるのか。

そもそも新規対応の部署があるはず。

社内で適任が私しかいないということなら(※まずない)、

そんな属人的業務はやったらだめだ。

あと「例えば」って何よ。明確なものがないのかよ!!

仕事の「いろいろある」ってあてにならねえよ!

「あのー、こういう言い方は良くないとわかっているんですが

10年やってるとですね、『例えば』とか『問い合わせ』とかで異動ってのは

さすがにちょっともういくらなんでも信頼できないんですよ」

「うっうん気持ちはわかるよ、ただあるにはある」

わかってたらそういう言い回しにならねえだろ・・・

 

 

というか曲解そのものが表向きの話だった。

「・・・それはそれとしてNさんどうかなあ」

 

「Nさんも出向ですか?」

「お子さんいて休みがちだけどどうかなと思って」

「どうでしょうねえ・・・人が足りない感じは今のところなさそうですが」

 

・・・無理だと思う。

子供がいて休みがちなのはさておいて、それ以前の問題があるように思う。

彼女の上司がサジを投げたのは別のところから聞いている。

例によって窓口はやりたがらない。

それを出向ならどうにかなるだろうと出すのは親会社からやめろと言われているではないか。

 

 

さらに

「でもさ、芝浦さんが『もうここで学ぶことないな』って思ったら戻ってこれるからね!」

 

うぉい!!

 

客先の!!スーゼネの!!専門部署で!!!

もういいやって思うことがあるわけないだろうがよ!!

 

噛み合わないなあ・・・

仲良くなれない

見切りをつけねば

転職はしませんよ。

 

今の仕事は「その設計は本当に施工できるのか」をかなり早い段階で検証するものである。

 

んなもんプロが設計してんだから理論上は施工できて当たり前だろうが。

できないもの設計するなんて建築士とかなんなんだYO!

 

って今年の頭まで思ってた。

 

いやもちろん100%設計通りが無理なのは知ってる。

現場にいた時も

「この壁を短くすると設計図には表現されてないですが

ここに鉄骨が入るので2列の点滅器は置けないんです」

とかやってた。

そういうレベルの話だと思っていた。

 

しかし。

 

「ふはははは全部無理なんだけど幻覚かしら」

「こんなラグジュアリーな空間が悪臭まみれになるんだけど」

「ドアが半分しか開かないね」

「昔の茶室かな」

「廊下になんでも入ると思うなよ」

という感じである。書いてある内容だけで見ても。

 

で、これが「知恵を絞ればなんとかなる」のか「どうにもならない(設計を変えてもらう)」のか、

さっさと見極めなければならない。

 

でもわからないよね・・・。

 

そこを粘りすぎだと言われている。

 

ひどい図面

それにしても今やっている図面はひどい。

 

まず系統図と平面図が合っていない。

いやそんなことはいくらでもあるのだが、

さすがにそこは合ってないとどこが間違ってるかもわからないというところが合っていない。

「ここが判別できなくて」

「系統図見ました?」

「見ましたけど・・・見ます?」

で、

「・・・今回は系統図、参考of参考くらいにしとこうか」

「ええ」

となってしまう。

 

そしてもっとひどいのが凡例を書いてあるにも関わらず全然凡例通りになっていないし、

なんか階ごとにテイストが違う。

言ってみればいがみ合う3人がそれぞれのやり方で書いているような感じだ。

さらに色が

・エメラルド

・やや青みがかった緑

・やや緑がかった青

・黄緑

・黄色味の強い黄緑

みたいな分け方で系統名が省略されている。線幅はたぶん同じ。

 

これ何が困るって、追いかけながら「赤が高温水だから〜」と頭の中でやるのが大変なのだ。

「やや青みがかった緑がA系統の通気だから〜」

って覚えてられない。

あと白黒印刷するとこんなペールトーンはすべて消える。

 

質問するにも社員さんはその辺の識別ができない人なので

「私には2色の図面にしか見えん」

「実際はエメラルドグリーンと青みの緑と緑みの青と黄味の黄緑と黄緑とシアンと青紫に別れてます」

「ひどい!」

 

せめて線幅変えるとか、1箇所だけでも系統記号入れるとかしてほしいのよね。

混み合ってはいるけど系統記号入らないほどではないし・・・。

 

毎度言ってるらしい

そんな感じなので私が「この図面書いた人とは一生仲良くなれないと思います」と言ったところ、

「芝浦さんねえ・・・それ全物件で私に言っとるのよ」

へ?

 

1件が長いのでそんなことは覚えていないのだがそうらしい。

まずい。こんなことでは友達がいなくなりそうである。

孤独な会社員である。

「寛容にならないと私は友達が誰もいなくなりそうです」

「大丈夫ですよ。私は毎回『貴様○してやろうか』と思いながら仕事してますよ」

 

・・・!

 

つーかいい加減疑う癖をつけないとだめよね。

毎回こういうのやってる気がする。

勉強していた

電工二種の試験に行ってきた。

 

意外にわかるかも

苦手なことほどパッケージでやった方がいいよね、と電工二種をやることにした。

(本来なら消防設備士の方が取りやすいはず)

電線管やらケーブルやらを覚えるだけなので序盤は意外になんとかなった。

いやまあいちいち覚えなきゃならないのかよとは思ったけど。

側面に「○mm2まで」「屋外用」とか印刷しとけばいいじゃんね。

 

私は暗記がわりと苦手だが、こういうのはちゃんと名前と材質などが一致しているので覚えられる。

歴史上の人物とか全然だめ。

徳川家康が徳田家康だったとしても天下統一はたぶんしてたじゃん?

そういうのは覚えられない。

 

テキストがさあ・・・

しかしそれ以前に問題が。

テキストがなんか合わない。

 

テキストは「漫画でわかる」みたいなやつにしたのだが、

私はそもそも漫画を読まないので漫画になったからといってわかりやすくはならなかった。

それどころか、なんでもかんでもいちいち話し言葉で進行していくことにストレスが溜まりはじめた。

ノリもよくわかんないし。あれは漫画だと定番の流れとかなんだろうか?

そのわりにじっくり教えてほしいところは「こうなってるよ!」だし。

その理論を!漫画で!説明しろ!!

 

同僚に相談した。

「テキストがいまいちなんです。

漫画でわかりやすくと書いてあって買ったんですが

そもそも私は漫画を読み慣れてなくてそれもまたストレスで」

「・・・いやこれ普通にわかりにくいと思う。

あくまで私の感想ですけどテキストは大きいやつがいいですよ」

「ありがとうございます!買い直します!!」

 

タイトルに騙され・・・てない

次に買ったのは「7日でできる」みたいなやつである。

(これしかなかった)

 

7日でできるってことは余裕みて8日前からやればいいよね!と着手して

途中2日連続で寝落ち。

我ながらすごい。ちゃんとさぼる。

 

しかも巻末に模擬試験がついている。

これをやらないでどうするのか。

ということで残りの日は夜に自習室を借りてみた。

 

恐ろしいよね。

この歳になってこんなふうに「あああああ!」って勉強することなんてないと思ってたし、

なんならこれ質としては大学受験より真面目に勉強してると思う。

(寝落ちはしてるが)

資格試験は「勝てば合格」じゃなくて「できれば合格」というのもあるのかもしれない。

 

本番

そんなこんなで試験当日。

横浜国立大学へ行かねばならないのだが、

地下鉄ブルーラインという時点でなんだか嫌な予感がする。

いやどうせ横浜に呼び出されるんだろうとは思っていた。それはいい。

でもこれ浜じゃない横浜ですよね?

ここで「うんうん最適解ね」と納得する神奈川人が果たしているのだろうか?

せいぜい運のいい人が「ウチの近くだわ」くらいでは・・・

 

私は羽沢から行ったんだけど、まあなんにせよ山。

アキレス腱がよく伸びるような山である。

大学自体が山にあるのでもうしょうがない。

「私より頭いいのにこんな山そして駅から遠いところに入学ってかわいそうでは」

「私ならオーキャン行った段階でもう志望しない」

「大学生が元気なんじゃなくて元気だから大学に通えるのでは」

などと思っていた。

 

それにしても案内が全然ない。

あれ?経済学部だっけ、経営学部だっけと思って受験票見たら

試験は明日だってよ。

 

は?????

私が過去横国射程圏内だったら〜みたいな仮定の話を頭で繰り広げてたけど

土曜と日曜を間違える奴が国立行けるわけねえだろ!

ばーかばーか!!

 

うなだれて帰宅。

山登りに疲れ果てて夕方まで寝た。

その後夫に大爆笑され「アホか。もう一日勉強できるやんか」とせっつかれて模擬試験を解く。

相変わらず損失の計算ができない。

 

こんどこそ本番

翌日は同じ場所とは思えないほど人がぞろぞろしていた。

そしてみんな若いような、

電気工事士やろうとするおばさんなんてそりゃあ少ないよね。

 

大学に着いたら案内が3人もいた。

河合塾の模擬試験」「TOEIC」「電工二種」である。

それぞれがそれぞれらしい感じだった。

こんないろんな試験を並行してやることあるんだね。

若い子は模試に吸い込まれていき、洒落た大人はTOEICに吸い込まれて行った。

残ったわずかな若者とほぼ全てのおっさん、あと私が電工だった。

(おばさんは他に見当たらず。若い女子はいた)

 

 

試験自体はまあ模擬試験どおり、できたりできなかったり。

1問はあれただの数学じゃないのかというのがあったのと、

いまだに納得がいってないのが1問ある。

まあ合格したからいいんだ。

次は実技ですって。

2024.10反省

下期に入ってしまった。

 

だから関東人ですって

西日本の案件をやっていて、それがようやく終わった。

設計に絶望的な謎が多発しており、ここまで書くといろんな意味で実際に見たくなる。

「観に行きますか?」

「そりゃあ行きたいですけど・・・なんせ○○ですから遠いです」

「いや隣、隣」

「それはSさんの地元の隣ってだけでここ東京ですよ」

「芝浦さんだって実家からすぐでしょう」

「?」

「奈良だったら東京よりは全然近い」

なぜなのだ。

「奈良は学生の時にいただけで生まれはこっちですよ」

「え、都会人なの?」

「まあ東京=都会と雑な認識をするならそうなります」

隣の同僚が私の地元の案件やってるときに言ったはずなんだが・・・

 

それにしても行ってみたいな・・・

これまでの案件の中で唯一行けるところで、

出向先の方針から考えたら今後行ける案件はなさそう。

でも西日本まで上司とサシはいくらなんでもつらい。

別行動なら行ってもいいけど。

 

なんか太ったよ

ダイエットを放棄したものの体重はちゃんと計って、

増えていないことを確認していた。

服もそんなきつくなってないしね。

なんなら間違えて買ったMサイズも着てる。

 

それはさておき毎年服に困ったまま春と秋を不満足に乗り越えている、と気付いた。

あと99%自由な弊社から(たぶん)男性のみドレスコードのある出向先へ行くことで

なんだか少々浮いた感じがある。

(男性多い部署なので)

 

ということで真面目なシャツを買いに行った。

 

・・・最近の服ってやっぱゆるかったよね!!!

 

普段はLサイズなのだが、タイトな服ならLLかなと試着してみたらなんと小さい。

大体胸がパツパツになるのだが、今回はもうパツパツどころか閉まらない。

腹もぎりぎり。多分座ったらパツパツ。

いかがですかぁ、なんて言われる前に速やかに脱ぎ、

「ハハハハハ、どうも小さくて。上のサイズは在庫ありますか?」

と声をかけた。

 

しかし体脂肪率も変わらないのに一体何がどう増えているのだろうか。

どこかが増えてるということはどこかが減っているはずなのだが

それは見当たらないし。

体脂肪計が壊れているのだろうか?

 

と同時に通販でLサイズのシャツを頼んでいたのだがこちらはブカブカである。

写真見てゆるくなさそうだから買ったはずなのに。

なんなんだろうな。

 

編んだらわかる

仕事の昼休みはいつも編み物をしている。

本当は寝てもいいのだがいびきとか屁とか出たら嫌なので起きている。

わりとみんなは寝ている。消灯してるし。

(棒針だと見えなくてもわりと編める)

 

今は靴下を編んでいるのだが、片足終わってもう片足に入り

別糸の作り目をしていたところ

「あ!変わった!」

普段ほぼ話さない隣の島の上司が通りすがりに声をかけてきた。

「なんでバレたんですか」

「いや意外に気になりますよ」

「Iさんもやります?」

「それは結構です」

 

しかし悔しいのがストールも手編みとバレたことである。

手編みっぽくないデザインを、さらに変な色の段染めで作ったものだが、

帰りに同僚が

「昨日つけてたストール、あれ自作ですよね?」

「そうです・・・」

 

うーん・・・

人によるんだろうけど私は手編みと思われないものを作りたいんですよね・・・

悔しい・・・

まだまだ精進が必要だ・・・

 

読んだ本

米澤穂信「満願」

幼馴染に勧められて購入。

これいいわ。この人のもっと買おうかな。

原田宗典の短編みたいな気味の悪さが少しあって、

それでいてある程度すっきりするので良い。

 

 

今年コート要らないんじゃないか。

若くないね

今の職場はほとんど同世代である。

詳しくは知らないが30代後半と40代で構成されているらしい。

 

そこに○年目研修みたいな感じで若い人がローテーションで来る。

 

フロッピー

職場の上司が若い人に「このフロッピーマークを押せばいろんな保存が選べます」と言った。

「フロッピー?」

「え?」

「この保存マークですね?」

「そう。Excelとかと同じでフロッピーマークが保存ね」

「これフロッピーって言うんですか」

「マジか。フロッピー知らない世代か」

 

いやいや。

私が学生の時は大学でフロッピー使ってたからね。

家のパソコンは本体一体型だったので入らなかったけど、

実家のデスクトップはフロッピーが入った。

ということは彼も多分小学校のパソコンではフロッピーを使っていたはず。

 

思わず隣の人と二人をガン見してしまった。

 

「ほらほら向かいの妙齢二人が反応しちゃったじゃない」

「ええ?フロッピーってなんなんすか?」

 

「マジで仰ってます?からかってません?」

「芝浦さんびっくりしすぎて『マジ』とか言ってるよ」

「すみません・・・。フロッピーはMDみたいなやつです。覚えてないだけで小学校とかで使ってらしたと思いますよ」

「だからMDも通じん!」

けっ!

 

反応してはいけない

ボスがその若い人と話していた。

わりと高めのよく通る声の持ち主なのでやりとりはよく聞こえる。

「○○さんよ、入社何年だっけ?もう令和か?」

「はい。2020年です」

 

2020年ってもはや今年じゃん!

ちょうどクソ重い外部参照を開いているところで暇だったため

思わずそちらを向いてしまった。

 

その途上に座っている上司が満面の笑みでこちらを見ていた。

目が合うなりガッツポーズをきめた。

慌ててパソコンに向き直ったが

「芝浦さん。私はこの島の誰かが絶対に反応すると思って見てましたよ。

まんまとかかりましたね?」

「いいえ」

「いや今目撃したから。目が合うとる」

「気のせいです」

「でも安心してください。こういうのに反応すのはまだまだな証拠です。

隣のプロをご覧なさい、気配消してるでしょう?いずれこうなるんよ」

「仕事に集中してらっしゃるだけでは」

 

いつからだろうね、1年前が先月くらいになっちゃうのは・・・

 

 

夜行バス乗りたい

11月末に奈良へ帰ることに。

 

そんな話を会社でしていた。

「今年は往復夜行はやめようと思ってます」

「帰りは新幹線?」

「いえ金曜に夜行、土曜はホテル泊で日曜日の昼行で帰ろうかと」

「芝浦さん。こんなことを言うのもあれだけどあなたはもう若くない。

そんなことしたら月曜日使い物にならないよ!」

「それは困ります」

「大人しく新幹線で帰っといで」

 

ということで帰りだけは新幹線にしようとしたのだが、

土曜日がスピッツの展覧会とかぶっている・・・

なんでだろうね?18日(土)とか思ってたよ。18日って土曜日でもない。

一体何を考えていたのか。完全に頭が寝ている。

 

結局往復新幹線になりそうです・・・。

はあああ。お金が。

ポケットいらない派

ここ数年「女物にもポケットを」みたいになってるけど・・・

ポケット、そんなにいるか?

 

スカートにがっかり

ユニクロのスカートの務歯がちぎれたので同じようなものを新しく買ったのが数年前。

・・・野暮ったい。どうにも野暮ったい。

 

形は同じセミフレア、丈も同じ、サイズも同じ。

変わったのはポケットがついたことだけ。

 

冷静に考えたらそれはそうなんだが、

エストの切り替えから裾まで縫い目1本布1枚(前後で2枚)ですとんと落ちていたシルエットが

ポケットがついたことで落ちる起点が腰骨になった。

すると腰のラインを自然に拾って落ちていたのが

腰骨からポケットの終点を支えに落ちるようになり、

ポケットのところは腰のラインを拾いつつも布の重さがないので

落ちきらずにもこもこしている。

 

ポケットに何を入れるのか

そもそもこの薄いポケットに何を入れるのだろうか。

 

・ハンカチ

前も書いたけど、ハンカチって手を拭くんですよ。

それをこのタイトなスペースで体温で蒸す?

気持ち悪くない?

前も書いたけど手をぴっぴっとやり、

洗面台をペーパータオルで拭かねばならんほど水滴を撒き散らかしてから拭くなら

ハンカチをしまうのもわかる。

でもそれは声を大にして言っていいものなのか。

とにかく男性の小さい尻についてるポケットとは通気性が全然違うと思う。

 

・切符

昔はポケットがないと「切符どうしよう」ってなってたけど

今そんなに切符使わない。

 

・財布

タイトなスカートにそもそも入れない。

 

・鍵

服を何年も着てるとですね、

鍵ってポケットに穴開くんですよ。

何度制服のポケット縫い直したか・・・。

退職する頃には3cmくらい浅くなってたわよ。

 

スマホ

タイトなスカートにスマホ入れると落ちるんですよ。

落ちない時は座ったら取れない。

すなわち鞄で良い。

 

ポケットをでかくする

じゃあポケットをでかくするのか。

 

・腰ポケット

それはそもそも腰がまっすぐになるあたりから脚の付け根までの距離より長くならないか?

・・・私が短足だから?

曲面にポケットを設置するとなると、服自体のシルエットをゆるくする必要が出てくる。

それすなわちデザインの制約である。

 

・尻ポケット

これも同じでデザインを変える必要がある。

女はズボンの脱ぎ履きを頻繁にするので男物と同じというわけにはいかない。

同じサイズなら返しかボタンをつけるか。

もしくはポケットの分ハイウエストにするか。

それだと私は尻ポケットから物を出す時に確実に背中が攣るけどね。

 

あとは極論だけど着物着る時みたいに尻まわりに詰め物をして、

傾斜をなくせば取り出しやすくはなるかも。

 

・胸ポケット

これは賛成だ。ほしい。なんでないのか。

それは胸があるからである。

胸ポケットに自由にペンを挿すとシュピーン!ってなる。

またはペンが押されて出てくる。

あと胸で布がぴったりするため、上着にあたりが出てしまう。

となるとポケットをやや下にするか、シルエットをゆるくすることになる。

 

上着のポケット

これはわりとあるからまあいいんだけど、

そもそもスーツとかは丈が短いのでそこの限界があるよね。

名刺入れが入ればそれでいい。

 

 

服の変化もあるかも

しかしこんなことを言われるようになったのは、

服の流行の変化もあるだろうね。

 

私が若い頃だととにかく上は重ね着、下は体型を見せていこうね!だったから

ポケットに物入れたらすぐもこもこになってたんですよ。

上着も長い物ってそこまでなかったし。

ポケットつけたらシルエットが乱れますねとポケットを撤去し、

そうでもなくなったがポケットは復活しなかったということでは。

 

 

作業着が良くない?

・・・と考えると最適な服ってマジで作業着だよね。

あらゆる動きについていき、かつ本来のシルエットが乱れないポケットを考えたら

作業着が最強である。

なので作業着へ近づくことをイメージすればポケットもつけやすくなるのではなかろうか。

 

もしくは女物の空きスペースだと胸の上下。

この辺に物を入れるという手はある。

 

 

 

とにかく私としては「かっちりした服で大きいポケットに固執するな」だけである。

きちっと見せることが目的の服だし、そういう時に鞄はどちらにせよ持ってるし、

快適性とか利便性とかでそこを犠牲にしてほしくない。

ゆるい服のポケットはどうぞ好きにやってくれ。

名優あらわる

組織上の上司(今の出向先ではなく所属会社のね)が休職した。

 

いやまあここまでよくやったと思うけどね。

逆にやれてたから入社して4年で10年目の私とかの上司になってるんだろう。

私ならキレ散らかしてオフィスを破壊しているはず。

もちろん業界経験でいえば上司の方が圧倒的に先輩なんだけど

(しかもオペじゃなくて施工管理出身だし)

それでも4年目で管理職は大躍進なんですよ。

 

なんだろうね、愛嬌?素直さ?なんかそういうのがあるから

人を惹きつけるのよね。

そして古株にはそういうのが一切ない。もちろん私も。

 

 

が。

なんか異動するはずだった鬼残業いける私は組織上の異動こそすれ出向だし、

仕事全然くれなくなってた取引先から一人専任でつけてくれと言われて中堅取られるし

(そんなの承諾するなよ上層部よ)

なんだかまずいことになってきた。

 

 

それで休職になったのだが、

私の上司すなわち私の今の職場で様子伺いとかしてた人なわけで

その交代の連絡をしなければならないのね。

ということで役員がこちらに来た。

 

いつもなら打ち合わせが終わると出向先の社員さんが

「相変わらず元気でしたよ」

「なんか人また増えたらしいね」

「昨日はラーメン食べたってさ」

とか言ってきたのだが

なんだか様子がおかしい。

無言どころか気配を消して席に戻ってきた。

 

これは・・・私へのクレームで役員呼んだのか?

へらへらしてるからだめなのか?

独り言が多い?

爪を変な色にしてるのがまずい?

いつも「順調ですね」というのはあれ1000%お世辞?

・・・などと疑心暗鬼になり話しかけられずその日は終了。

 

夕方、用事があって会社に行ってそれが空振りになり

上司としょうもない話をしばらくしていた。

「芝浦さん職場にメリケンサック付けて行ってみてくださいよ」

「嫌ですよ!捕まるわ!」

「そうなんです〜なんだ知ってはりましたか〜」

「犯罪教唆じゃないですか」

「たまにはそういうイベントも必要ですって」

「絶対いらない」

みたいな本当にしょうもない話ね。

 

翌日。

社員さんが「昨日私たちTさんとばったり会って飯食ってきたんです」と。

曰く駅で会って食事→お茶としてきたらしい。

ん?

私が油を売ってたのがおよそ1時間(長い)。

いつもみんな定時で帰る。

しかも上司の普段使ってる駅と社員さんの使ってる駅は反対だし、

夜のターミナル駅で会えるか??

 

・・・なんでばったり?

 

 

と思ってたら夕方、また会社で用事があり(前日の空振り分ね)

会社に行ったら上司が荷物を整理していた。

「あらえらいすっきり片付けましたね」

「うーふーん・・・」

「席替えですか」

「そんな感じです」

 

そしておもむろに携帯の画面を見せてくる。

「週明けから休職なんです」

!!

 

びっくりして「フガッ」と鼻が鳴ってしまい

「豚みたいな声出さんといてください」と言われた。

いや出るって・・・デブだから・・・

 

「ちなみに私は来週からどういうスタンスで出向先で振る舞えばいいんでしょう?」

「ああそれなら知ってはります。

○○さんが普通こんなん言わへんと思うんですけど全部べらべら喋ってしまって、

そんですぐ昨日『友達として』事情聴取で全部吐くまで帰さないって言われて」

 

ほー!

全てがつながった。

 

 

で、翌週。

なんか・・・社員さんは上司が休職してない体で話を振ってくるけども・・・

そして私もつい知らない体で返してるけど・・・

むずむずするわあ。