クズは定時で帰りたい

趣味の時間を捻出するブログ

ちょっと知ってる

今やっている仕事がよろしくない。

 

まず一つめ。新業務。

これは電話業務を引き継いでから入るということになっていて、

結局電話業務が引き継げず撤退になったため出遅れてはいたが冬に開始。

 

しかし。

引き継ぎ開始時点でも電話業務が週3で入っていて、

残り2日で自分の元々の担当業務(これは引き継がない)がある。

しかも研修といっても例によって

「マニュアルを見ながら最終チェックをしていく」というやつだ。

途中で教育担当の上司が入院、もう一人の上司もひどい風邪になり

そこでなし崩しに責任者的立場になってしまったのだ。

電話業務も半月残っているのに。

 

派遣さんを入れると同時に、役員がいきなり「派遣さんと芝浦だけでやる」などと言い始めた。

「いや派遣さんは現在のオペレーターよりも品質悪いし納期遅延も頻繁なので

今より確実に客先チェックバック率が上がります」

「え!?じゃあ日本だけにする意味ないじゃん、なにそれー」

それでもどういうわけか派遣さんと私でやることは変わらず。

人の話と自分の感想の意味はわかっていたのだろうか。

 

で、どうにか派遣さんを育成して作業方法変えてみたりして品質と効率がついてきた・・・と思ったら派遣さん辞めた。

 

 

そもそも私自身、

「そんなの知識がないから無理ですよ」

「大丈夫。簡単だし芝浦さんに渡る頃には品質安定させて

芝浦さんは形だけチェックすればいいように立ち上げておくから」

なんて言われていたのだ。

大嘘じゃねーか。

立ち上がるどころか地中に横たわって埋められてるわ。

しかも「簡単」って、そりゃ作業は簡単だけど

簡単な作業50種類くらいを一つも間違いなくスピーディーにやるのは簡単って言わない。

それが簡単ならperfumeの踊りとかも簡単ということになる。

 

しかしそんなのは社内の話で、客先にしてみれば迷惑極まりない。

で、なんとかしてくれよというメールが先方から役員のすぐ下の上司に届いた。

 

 

二つめ。謎業務。

これは本来私の上司と入院した上司が担当なのだが、

忙しい時に私が手伝っていたらいつの間にか私が実際の担当になっていた。

 

こちらも品質が良くない。

派遣さんがやってたら即「この人にはセンスがない」と契約切るようなミスがそのまま上がってくる。

責任者がどうもチェックを私に丸投げしているらしい。

 

というわけで会議をして、まずは現在の課題を共有しましょうということになった。

会議ひとつで課題挙げて解決なんてできるならとっくにやってるわけだからね。

 

まあ普通に進めていて、オペレーター班としてはどうですか?という段で

「半分くらいしか聞けなかったんだけど、私が思うに〜」と役員登場。

半分すなわち50%しか聞いてないのでズバズバと的外れなことを言って、

あれが足りないこれもできない、芝浦は結論が出せないから使えない等演説するのだ。

 

みんな固まる。

なんせ「あれが足りない」のは「業務の目的から今もこれからも必要のないこと」だからで、

「これもできない」のは「これはできているが他が弱い」の間違いだ。

さすがにそこができていなければ私もすぐteams繋いでブチ切れている。

50%を補うためにひっくり返したり創造したりずいぶんである。

聞いていた50%の話しか求めてないよこっちは・・・。

 

しかしそんなことを言おうものなら反抗的だの品質悪いことに変わりないだの言い出すのは

私達もオペレーターも知っているのでここは黙るしかない。

 

 

で、その日の夜。

先のメールの件とこの会議の件でずーっと大声で役員が電話していた。

内容は

・あんな簡単な仕事もできない

・会議で結論すら出せない

・芝浦は半人前

というような感じだ。

 

まあ全部事実ではあるのだが、

そもそも客先からもらう「チェックリストを埋めるためにチェックリストが要る」という

作業時間を食うだけのブツを作ったのが

引き抜かれる前の役員なのだ。

ああいう目線でしか考えられないからそういう言い方しかできないのだ。

あと相手の意見を聞く前に結論の決まってる会議は

名前の通りの会議ではなく実際は説得会とか研修とか報告会とかだからな。

 

「知らないことをナメがち」とは思っていたが、

こりゃ「ちょっと知ってることを超ナメてしまう」の方が強いな。