クズは定時で帰りたい

趣味の時間を捻出するブログ

昔の風邪の話

ここ最近(というか去年からだけど)発熱が注目されている。

で、思い出すのが奈良在住時代の発熱である。

 

3回の秋、日曜から喉が痛いんだよなあ、熱っぽくなってきたなあなどと思い

13時までのバイトを終えてから大学(14:40〜)へは行かずに帰宅。

とりあえず風邪薬飲んで寝たのだが、夕方寒さで目覚めた。

奈良の秋は寒いよね〜じゃない。

まだ10月(奈良北部だと10月ってわりと暑い)なのにとにかく震えが止まらない。

こんな悪寒初めて!!ロックンロール!!と布団で身動きが取れない中テンションは爆上がり。

風邪ってあたまおかしくなる時がある。

 

ようやく悪寒が落ち着いたところで体温計を取りに行き熱を測った。

38度越してたら明日病院に行こう、とタウンガイドで内科を調べていると

ちっとも体温計が鳴らない。

ようやく鳴ってびっくり。40.7度だってさ!

そりゃあ今までで一番の悪寒だ。今までで一番の熱だもの。

40度は命に関わると母が言っていたような。

今はわりと元気だけどばったり死ぬのか!?急に意識なくなるかも!?と

タウンガイドで夜間救急を調べる私。

なんとなく土地勘のある場所の病院に電話してみた。

 

「すみません、熱が40度ありまして、これから行ってもいいですか?」

「〜〜〜〜、〜、フフッ、本日〜〜〜なんですけどそれでよければ、まあ」

耳がやられていて何を言っていたかよくわからないが、

とりあえず笑われた気がする・・・

 

タクシーで病院へ行き、玄関口まで歩いて「先程40度の熱があるって言った者です〜」と入れてもらった。

「自分で歩いて来たんでしょう?」

「いえタクシーです」

「いやタクシーからは自分で歩いて来たんでしょう?

40度ってね、そういう状態ちゃいますからね・・・フッ、一応測っときますか」

完全に軽い風邪みたいな扱いである。やっぱ笑ってやがる。

あの、37度とかで夜間救急にタクシーで来ないから・・・

あと一人暮らしだとタクシー降りたら普通に一人だから・・・

 

体温計は40.3度。

それ見て医者、

 

「ほんまや」

 

ほんまやちゃうわ!!!

 

話が違うぞという感じで(違わないけど)急遽尿検査もし、

僕脳外科なんでここまでしかできませんが・・・と点滴をしてくれた。

人生初?の点滴を受けながら

「さっきは本日脳外科医しかいませんけど的なこと言ってたのか〜」と思い

点滴の力で大汗かいて薬の効力にびびるのであった。

 

 

その週末。

当時私は週末の深夜にファストフード店でバイトをしていた。

私の休憩と出勤がかぶるチャラ男と世間話で風邪の件を話した。

「それでどこの病院行ったん?」

「○号沿いの○○病院です」

「えー?ヤブやで!」

だろうな。

「チャリ?」

「あのですね、チャリ乗れたら救急じゃないでしょう!タクシーですよ」

「病院行くのにタクシー呼んだん?」

「ええ。え?なんでです?」

「なんでやねん!病院行くのにタクシー?そんなん俺に電話してよ!車出したるやん!」

チャラ男はずっと「なんでやねんな・・・」とぼやいていた。

 

その後チャラ男がその日のスタッフ一人一人に

「○○さん、芝浦さんこの前40度の熱出て○○病院までタクシーで行ったらしいで」

と言い、全員からいちいち

「○○はヤブやわ!」と「なんで電話くれへんの?そんなん車出したるやん」

を言われた。

(何人かはマネージャーから「あんたはクズ子ちゃんの連絡先知らへんやろ」と突っ込まれていた)

 

ちなみに夜間救急では会計がないので後日払いに行くのだが、

日中の交通量に慣れてないのもあり、道中でトラックに幅寄せされてサツマイモ畑に落ちた。

幸い怪我はなかったけど、

病み上がりで病院まで5kmも自転車乗らなきゃならないし

ほんとあれはなんだったのだろう・・・