クズは定時で帰りたい

趣味の時間を捻出するブログ

靴下入れを作ったよ

私はタンスの中に靴下入れを作って入れております。

が、タイツやらなんやらを減らしたので大きい。

大きいと雑に突っ込むようになる。

 

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せっかく作った仕切りの意味が無え。

あとタンスにぴったりジャストサイズで作ってしまったので

衣替えは前後をひっくり返すだけ!のはずが

タンスの段ごと外さないとひっくり返らない!というわけわからん仕様になってしまっている。

 

というわけで現行と同じ、カルトナージュもどきで作ります。

家のタンスの中で使うのでかなり雑ですが気にしない。

 

設計

寸法は前回の反省を活かしてこれ。奥行きを5mm削った。

あまり削りすぎると中身を出すときに箱まで出てしまうのでこんなもんです。

幅はかなり縮めました。

 

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内側の底板書いてなかった・・・

まあ絶対厚紙にしたい側面と仕切りのサイズだけはっきりしていれば良いんです。

 

材料は布(108cm×0.6mくらい?)、厚紙、厚めの紙、でんぷんのり。

道具は筆記具、定規、カッター、洗濯ばさみ、カッターマット(のりでベタベタになるので必須です)。

 

制作

だいたいこんな感じ。

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今回は買ってあった100均の厚紙(外)、ガールスカウトで捨てるのを引き取ったラシャ紙(内)を使いましたが

内側はさておき外側が薄かったと思います。

超べこべこになった。

 

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マスキングテープで仮留めしようとしたがいまいちだった

 

ちゃんと作るならイラストボードとか、

それこそカルトナージュ用の何か(そんなんあるのか?)を使った方がいいです。

糊もね!でんぷんのりはべこべこになるよ。

 

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糊が落ち着くまではクリップで内外を留める

 

しかしそれにしてもべこべこだ。

エレガントな布がかわいそうだ。

 

靴下入れたらこんな感じです。

 

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夕暮れ感強い

 

紙+布は厚さのわりに頑丈なので、こうして雑に作ってべこべこでも結構いい仕事をしてくれます。

プラスチックや木、または紙だけだと、よほどきっちりやらないとストッキングが引っかかるという悲劇が起こるからね・・・。

 

なによりサイズが自分に合わせて自由というのが良い。

松の外からこんにちは

今年はこまめにブログ書くよと思ったのにもう9日だよ!

 

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職場は何曜日だろうと12/28と1/5が出勤日です。

というわけで7連休6連勤なんですよね。損した気分。

しかし5年前まではその半分以下だったし、そもそも毎年新年会だけなので文句も言ってられぬ。

ビールうまいなーって言ってたら出勤になるわけだからね。

 

また目標を立てました

 

88個ひねり出しました。

今年は印刷。そっちのが見ていて楽しい。

(自分の字を見るのがあまり好きではない。)

 

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返済は奨学金を機構→夫に借り換えたのでその返済

 

昨年の目標はぼろぼろだったのでこまめに確認したいところです。

体重減らすって言ってんのに食べ物系が多いのは何故でしょうか。

きっと痩せて年末にばばばばっとまとめて食べるんでしょう。太るわ!

 

おせちは買えばよいと気付く

 

例年おせちを作っていたのですが、今年はやめました。

2人分だと作っても買っても値段は大して変わらず、品数が増えて手間が大幅に減る。

お雑煮だけ作りました。

 

ネックは正月までの保管場所くらいでしょうか。

冷蔵庫が空かないのでしばらく廊下に置いてました・・・。

しかしこれは良い。来年も買うことにします。

お雑煮だけ作れば良いので大掃除もはかどりました。

例年キッチンでは黒豆やら煮しめやらの鍋が火にかけられていて、大晦日の夜に拭いていた記憶が。

 

おみくじの葛藤

 

今年もおみくじを引いて、ここ数年「ちゃんとやればちゃんとできるぞ、ちゃんとやればな」って感じなのですが

今年もそんな感じでした。

ちゃんとやらない私はちゃんとできないのでは。でも新年からそんなこと言ってていいのか。

 

数年前は「荒波の小舟のようです」なんて書いてあったものの小吉で

贅沢言えねえよなと持っていたらまさしく災難続きの1年だったことがあります。

(足の手術、顎関節症がどうにもならなくなる、転職の最終面接の週に絶対休めない週がかぶり断念)

周りから「そのおみくじは普通結んでくるやつだ」と言われまくって秋口に結びに行ったのでした。

あれ気に食わなかったら遠慮なく結んでいいんですってね。

 

今年は吉でしたが荒波の小舟より全然いいのでこれでいきます。

ちゃんとやればいいんですよね。(やれるとは言わない)

 

 

というわけで今年もよろしくお願いします。

繁忙期、再び

先日繁忙期が終わったと言ったのはフラグだったのか。

 

というわけで繁忙期が再び始まったようです。

この案件が終わる頃にはきっと普通の年度末ですからね・・・。

しかし今回のは本当にひどい。災難だ。

 

10月スタート、2月上旬くらいに納品するという余裕のスケジュールの大型物件。

例年1月には納品しており、今年も社内の工程では1月23日完了。

作業も単純なので残業地獄の私から

事情により暇を持て余していた新人(といっても経験年数は私より上)さんに渡りました。

 

そのお客さんから年末の挨拶がてら「来月何日ごろできますか?」と。

新人さんに聞いてみると「え?2月にできるけど・・・?」

たしかに最大限に延ばした納期は2月と言ったけど、

12月の時点でそんなに工程ずれてたらやばくない?

 

新人さんから不穏な空気を感じた。

そそくさと帰るし、その話は触れてくれるなと背中で言っている。

やばそうなので本人の退社後に物件のフォルダを見る。

 

2.5か月遅れとるがな!!

 

これで2月に終わるというのはわけがわからん。

この調子じゃあ年度内に終わらないじゃん、これ。

超暇そうにしてて、炊飯器とかネットで見てたじゃんこの人。

ネットバンキングで振り込みとかしてたじゃん(会社のパソコンなんだけどね)。

オペレーターも暇で「仕事くれ」ってグループのSkypeで言ってたじゃん。

 

というわけで翌日、本人に事情聴取。

「2月って昨日言ってましたけど、1月後半は工程だとチェックだけなので、私もチェックしたら1月に終わりそうですね」

「あっ・・・」

「ちなみに今NO.112まで来てると思いますが、オペさんの仕上がりはどんな感じですか?」

「・・・70までしかやってないです」

「なんで?」

「手配してないから」

 

まさかの手配もしてないらしい。

 

「なんで手配しなかったんですか?」

「建築、意匠、電気、、、区切りが悪いから」

 

まあ気持ちはわかる。構造とか設備とか意匠とか、分けたいよね。しかし、

 

「どう区切るかは自由だけど、

枚数が合うように次の区切りも手配しないとだめだし、

手配の回数で考えたとしても工程と合ってないですね。なんでですか?」

「工程と違うふうに手配したから」

「それはなんでですか?これだと、2月にも終わらないと思います」

「うーん、工程と違う手配をしたから工程と違ってる」

 

話が進まねぇ・・・わざとなのか・・・?

 

「仕上がりはどうですか?そのまま出せるなら問題ないかもです」

「修正はまだしてないよ」

「ええええ??なんで?」

「チェックはまだしてないから、チェックバックをしてないです」

「ん?チェック200枚を、何日かかる予定だった?」

「どうしよう・・・困ったね・・・」

 

おほほほほほほ。

最終的に手配師は困って済むけど、窓口(私)は済まない。

っていうか毎週係長が「進捗は遅れてない?」って訊いて「はい大丈夫です」って答えてたのはなんだったのよ・・・

 

久しぶりにすっきりさわやかな年末を迎えられると思ったんだけどなあ・・・。

繁忙期が終わりました

先月27日、ついに1年以上続いた繁忙期が終わりました。

もう今年の売り上げ目標は余程の異常事態がない限り達成できるし、

基本的には来たものを粛々とさばいていけば良いわけです。

 

しかし仕事の繁忙期が終わったら親会社の周年行事があったり、

忘年会(公私)があったりとプライベートが忙しくなりまして。

そこにスピッツの横浜公演が入り、勘違いから始まった安らげない親睦会、毎年冬にしている旅行など

さすがに詰め込みすぎな感じがします。

日曜はガールスカウトでケーキを焼きました。

子供の独創性はすごい。

やはり私はブラウニー担当向いてないと思うんだ・・・。

ストレス性の湿疹が右手に大量発生している。

 

で、ずっと続いていた不調を治すべく病院へ行きました。

 

・頭痛

・回転性めまい

・腹痛

という症状を伝えて、まずは検査を・・・ということで採血。

結果、検査した項目すべて異常なし。

ただの?偏頭痛らしいので漢方薬を処方してもらいました。

(超苦いです。)

 

しかし診察はそこで終わらない。

「それにしてもさあ、これは太り過ぎだよ」

「ですよね」

食べる量減ってますがとか、間食はしてないですがとか、運動する時間がないとか言わずに受け容れる私。

デブは言い訳をするからだめなのだ。スッと受け容れたら「せや」って終わるかもしれない。

 

・・・と思ったんですけど言われてしまいました。

「とりあえず、糖質を1割くらい減らしてごらんなさい」

 

ついに糖質制限令が出てしまいました。

ずぼら人間から糖質を奪ったらもう毎食自炊などできるわけがないし、

それでも自炊できるならそもそも太ってないんですよここまで。

標準体型の奴は根本的なところをわかってないからいやだよね。

あらゆる項目を考慮していちばん合理的と判断したのが今なのよ。

 

繁忙期が終わったら脂肪期か・・・って、いや、脂肪期なら昔からずっとだし。

 

というわけで真面目に痩せねばなりません。

医者が監視してるから。

漢方薬は半年以上飲むことになりそうなので、半年で漢方薬と厳しい目から逃れたい。

土曜が祝日ってさあ・・・

四国4県1日ずつの記録を引っ張り出してきました。

他の日はシリアス?な場面とか出会った人の詳しいこととかちらほらあるんで、無難な日を選んだ。

あと当時ものすごくロキノン厨でそんな話ががしがし差し込まれたりしてたからその辺は削った。

普通に意味わかんないからね。

 

 

それはさておき疲れが取れません。

確かに睡眠不足ではある。でもそれも多少だ。

そもそも数年前は毎日午前様かつ早出もさせられてたのに朝ご飯とかめっちゃしっかり作ってたのよ。

今?起きられない。

 

そして先週から肩が痛い。

恐らくescキーか全角/半角キーの押しすぎなのですが、

肩甲骨の横が小石を押し付けられているかのように痛い。

 

あと頭痛とめまい、へろへろで朝にめっぽう弱くなり休日も出かけるのがしんどい。

コーヒーもあまり効かない。眠い。

「痛いか痛くないかでいえば痛い」くらいの弱い腹痛が続いている。

かれこれ1年くらい。

年齢のせいか?と思うもさすがに腹痛は関係ないだろう。

だってお年寄りはみんな腹痛いのか?

 

そろそろ本当にやばそうな予感がするので、週末は病院巡りだ!と思ったのが木曜。

金曜も午前中までは「明日は病院に行って(原因を解明してもらって)すっきりさっぱりしてくるぞ」と思っていた。

 

昼下がり、先輩と世間話。

「祝日が土曜やと損した気分になるわあ」

「まあ私は前の仕事(土曜出勤、祝日休み)だとざまあみろとか思ってましたけどね」

「もう年内の祝日ないねんで」

「え?勤労・・・」

「・・・が明日やん」

 

ふおおおお!?

病院、休みじゃん・・・。

 

 

もちろん急患でもない私は土日を肩痛(とその他諸々)と過ごし、

今週も肩痛と過ごしているわけです。

 

じゃあ水曜に行こうか、と思った月曜の夜、

「27日納期の物件の件ですが〜」と電話。27日って何。29日では。

・・・仮工程表は29だが注文書は27で来てる!!

 

じゃあ29だな・・・と思った10分後、

「芝浦さん、2日朝にどうしても貰いたい図面があってですね〜」と別の方から電話。

わずか十数分で事態が悪化。しかもこの気持ちを誰も受け止めてくれない一人残業中。

 

土曜は私と同じ目に遭っている人が病院に押し寄せるはず。何分待てば良いのやら・・・。

うまくいかねぇな。

やっと初うどんの日

テレビがコイン式の宿だった。

切れないでくれと祈りながらニュースを観ていて、有料チャンネルを観るのはこんな気分なんだろうかとふと思った。

修行中なのに変なことを考える。

 

国分寺のすぐ近くにピンクのラブホがある。よくこんな所に建てたよなぁ。人来るのかな。空気的に。

さっき変なことを考えたのはこのラブホのせいでしょうか。(違うと思う)

国分寺には次の白峯寺までのルートが文章で書いてあった。

まあ地図があるので良いんですけどインパクトがすごい。手書きだし。

 

白峯寺へ行くまで階段を一気に上る。

思えば階段にも慣れたねえ、なんてわけはなくへろへろになり東屋で一休みした。眺めは良い。

そういえば眺めが良くて晴れていたのは初めてじゃないかな。やっとだよ。マジで。

そこにシルバー軍団が登場。やたらフレンドリーだ。

こんなに祖父母がいたっけ?と錯覚するフレンドリー具合。

話を聞くに、へんろ道のゴミ拾い等をしているボランティアの方々らしい。

私の荷物を背負って「13kgってとこかな」とそのまますいすい上る。

階段に慣れるってそれのことだな・・・と思いつつ追う。

荷物が重いから階段がしんどいだけで、本当は体力あるのよ!と態度で示したかったが荷物がなくとも階段はきつかった。

(かなり楽にはなったけどね。)

上りきったところで荷物をもらって、みんなで進む。

 

この方たちはこの辺のへんろ道のゴミを拾ったり、落ちた長い枝を山へ払いのけたりしているとのこと。

かなりこまめにやっているようで、落ちているゴミといってもポイ捨てなのかうっかり落としたのかわからないようなものがたまにあるのみ。

ほとんどは枝。逆になんでこんなに枝が落ちているんだ?

 

彼らとは山に入るところで別れた。

山といっても階段で大半を上ってしまったのか、木のトンネルのような緩やかなアップダウンで歩きやすい。

落ち葉もフカフカだしね。

しかし自衛隊の訓練場の横なのでなんだか緊張する。

笠と杖とおいづるだからどう見てもお遍路だよね、

いやしかしお遍路を装った過激派と思われるかもしれない、

危険品は持ってない、いやカッターとライター持ってるわ・・・

 

白峯寺は山の寺って感じだが、またこれまでとは違う雰囲気。

人がそれなりに来ている感。まああたりまえですけどね。

帰りも木のトンネル。雰囲気がいいですね。もう一度言うけど歩きやすいしね。

 

今日は日中ずっと山の上なので食堂へ。

四国来て初めてうどん食べたよ。うまいね・・・。しみるよ・・・。

そういや温かいもの自体、昼にあんまり食べてこなかった。

店を出ようとしたが、店のお婆さんが連続テレビ小説に熱中しているので気配を消して終わりを待った。

 

根来寺は何やらおもしろい寺だ。

何がおもしろいかと言われても説明できないが、これまでにない個性がある。牛鬼もいるしね。

ここふたつは個性派だと思う。

 

納経を終えたところで昨日のお先達氏に追いつかれた。

一緒に納経所へ行ってびっくり。

納経帳はもはやはんこ捺してもわからないくらい真っ赤だ。

100回くらいまわってるんじゃないかね。

 

山を降りながらいろいろな話をした。

途中、盆栽の畑があり「盆栽ですよ」「おもしろいですね」「盆栽ってこう栽培するんですね」などと言いまくっていたが向こうはクール。

よく考えたらこの人納経帳が真っ赤になるほど周ってるんだからそんだけこの盆栽畑を見てるわけよね。

おほほほ。恥ずかしい。

 

下山してしばらくして、私がATMに寄らねばならず別れた。

私はぐうたらな遍路なので、私が明日宿を出る頃にはこのお先達氏は既にどこか打ち終えているだろう。

階段に飽きた日のこと

私の髪はなかなか乾かない。

だから風呂に入らないと頭はもやもやするがたっぷり寝られる。

というわけでこの朝も頭はもやもやしつつ中身はすっきり。

同宿のチャリ青年、職業遍路氏にお餞別でクッキーをあげ、チャリのメンテナンスがあるという二人に見送られて宿を後にした。

 

勝浦町に入ると「ビッグひな祭り」というのぼりがあちこちに立っていた。

民家の前にひな壇が設置されていたり、軽トラの荷台に雛人形が飾られていたりするが

雛人形自体は普通だし、全部の家というわけではないのでビッグ感は薄い。

むしろビッグひな祭りののぼりの方が目立つ。

 

産直市でみかんを買って、頭陀袋にくくりつける。

すぐ先に「ビッグひな祭り」の会場があった。

どうやら「街全体でひな祭りやるぞ」ではなく、本当にビッグなひな祭りがあるそうで。

会場前にいた人に「娘さんなら見ていくとええよ」と言われて入場料のかからない範囲で少し見せてもらった。

倉庫?の天井近くまである巨大なひな壇に大量の雛人形

今日はNHKが来るらしくみんな楽しげに忙しくしていた。

 

ビッグひな祭りの会場を出たあたりでチャリ青年に会った。

「何してたんですか?」

「なんか、ビッグひな祭りというやつを見てきました」

それぞれ再び出発。

 

ほどなくして山に入った。そしてすぐに急坂の階段になる。

坂じゃないからいいかも、と思ったのは最初だけで、最初の階段の中腹ですでにへこたれそうになった。

とにかくこの山は階段が多く、しかも手作り感のある階段なので段差が一定でない。

筋肉をいろいろ使うのがいいみたいな話?

それとも階段作りが流行った?

いや思い出した。谷亮子がトレーニングに使ってたのもこういう階段だったはず。

金メダル何枚も要らないから誰か私を鶴林寺に連れて行って・・・

 

へんろ道はうねる車道をショートカットするので、車道を渡ることもある。

そこに町の掲示板?があり、町の人々の川柳が出ていた。

こういうの風情丸無視で孫溺愛ネタとか出てきて好きなんですよ。

どんな感じの川柳かと見てみると、

 

・せっかくの新芽を鹿が食べつくしてしまった

・捨て畑のみかんにムクドリが群がっている

・年老いてぼけた母が捨て畑を耕している

 

OH...

 

田舎の現実を突きつけられてまた階段を進み、ようやく鶴林寺へ。

山の上の寺って感じでいいですね。からっとして爽やか。

そして三度目のチャリ青年。

どうも急坂でぐねぐねだから歩きよりちょっと大変なようです。チャリも良し悪しだね。

 

次の太龍寺も山。しかも別の山なのでなかなかハードである。

鶴林寺の山を降りる。階段は下りの方がやばい。膝の皿がパコッと取れそうだ・・・。

いやもうとにかく階段は嫌だ。あの丸太で作った階段が嫌だ。

ようやく降り切って、みかんを食べながら宿でも取るかと思いきや圏外。

まあ確かにこんな場所を圏内にする必要はないよね。東屋しかないもの。

 

太龍寺は「西の高野」と言われているらしい。

謎の落ち着き感がある寺だった。高野山もこんななんですかね。

終わりかけの蝋梅がかすかに良い香り。

太龍寺の上りも階段があったので、もう降りたくなくてしばらく散策するフリしてうじうじしていた。

 

しかし宿をなんとかしないと丸太の階段に野宿するはめになるわけで、

目星をつけた宿に向かって降りる。なんだ車道じゃんね。よかった。

 

降りてすぐ、チャリ青年が追いついてきた。

さすがに階段が嫌すぎて超ゆっくり行ったのでもう追い抜かれていると思っていたがやはり車道は長いらしい。

速度はどれくらい出るのか、とか、山降りるのは怖くないのかとかいろいろ話した。

鶴林寺太龍寺は人によってはチャリ担いでへんろ道を行くらしい。

ひとしきり話して、青年は薬王寺近くの善根宿へ行くからと白衣を風で膨らませて坂を降りていった。

 

幸い宿はすぐ入れて、豪勢な料理に舌鼓を打ち、みかんを食べながらテレビを見る。

テレビではみかんとりんごの作付け分布が温暖化で変化しているというのをやっていた。

ちょっとタイムリー。