クズは定時で帰りたい

趣味の時間を捻出するブログ

ブラック裁縫者

ガールの旗作りを任されていたことを思い出して、久しぶりにミシンを動かしてみた。

いや本当は子供が自分で縫うんですけどね。

なんかもう「式典までに縫ってこないのは恥ずかしい」という感覚もないから。

縫ってなくて草、みたいな。そこに土はないのだが。

 

旗といってもただ白い布に旗竿通す袋作って四辺を縫うみたいなやつで

型紙もなければ寸法の指定もないので裁断は順調だった。

 

 

ところが。

ミシンを動かしてみると、ダン!ダン!ダン!とうるさい。

いやまあこれまでも若干うるさかったが、さすがに今回はうるさすぎる。

 

針の速度を落としてみたところ、なんか針が滑っている。

グッ、ブスッ、という感じ。

布がたくさん重なる袋の上などはグッ・・・ドン!となる。

 

 

考えられるのは3つ。

・針を落とすパワーが弱ってる

16年使っているのでそういうこともあるかもしれない。

業者を手配せねば。

 

・針に問題がある

曲がっているとか、丸くなってきているとか。

しかし針を交換しても状況は変わらないし、

針は指に余裕で刺さるくらい尖っている。

 

・針の行き先に問題がある

針が落ちるところに障害物があって異音がするのでは。

これも業者に相談だ。

 

 

というわけで可能性をひとつずつ潰していくことにした。

 

まず針を落とすパワーだが、とりあえず自分の着ていた割烹着の裾を縫ってみた。

縫える。

というかパワーが弱るって仕組み上あるのか?

空回る音もしてないし。

これは保留。

 

次。針。

針尖ってんのよ。さっきも書いたけど。

曲がっている様子もない。

これもたぶんない。

 

次。針が落ちるところ。

釜の掃除なんてのを初めてやってみたらまあホコリが取れる取れる。

これは埃だ。間違いない。埃が邪魔をしていた。

 

 

しかしもう一度縫ってみるとやはりダン!ダン!とうるさい。

じゃあなんですか、針がこれでも減っていると?とブラザーのサイトで調べてみたら

 

目安として、洋服などを1作品ぬい終えたとき

 

・・・え?

 

一着?

 

減ってないしとか言ったけど、針2本取っ替え引っ替えでもう20着分は余裕で縫ってるよ。

(3本あったが1本は押さえと針の位置間違えて折った)

えー・・・

逆になんで今まで平気だったの?

すごく縫ったよ私。針の虐待だよこれは。

この前なんともなかったのはオーガンジーだったからだよ(普通針使った)。

 

 

いやー・・・針買おう。

針替えて改善しなくても針の替え時だろうこれは。

うちの母とかそんな替えてたかしら・・・