さて栄養指導開始。月初に内科へ。
ところが、ちょうどむくみMAX体調ボロボロのタイミングになってしまい
ただでさえ重いのに厚着(洗濯が追いついてない)という最悪なタイミングで開始である。
まあ体重は測ったからいいんですけど。
しかし。
「じゃ、今日の体重測ろうか」
ええええええ！？
じゃあこの前のあれはなんだったんですか！？
当然見たことない数値をたたき出して栄養士さんにバトンタッチ。
食事を訊かれる。
「朝は何食べてます？」
「納豆、卵焼き、ごはんです」
「昼は？」
「週1日2日は弁当です。あとはおにぎりとかパンとか」
「パンはどんなパンですか？」
「サンドイッチです、パンコーナーのパンはぬるぬるしててあまり好きではないので」
「おにぎりは何個ですか？」
「1個か2個です」
「足りてます？」
「1個の時はさすがにゆで卵とかサラダとか食べますね」
「仕事中飲み物は飲みますか？」
「コーヒーをよく飲みます。あ、砂糖もミルクも入ってないやつです」
「うーん」
腑に落ちない様子の栄養士さん。
「午後の仕事中は何か食べてますか？」
「お土産を貰ったら食べる程度です」
「夜は？」
「八割方普通のメニューですね。ごはん、味噌汁、あとおかずとか」
「仕事が忙しいと聞いてますが」
「残業が多い時はコンビニでおにぎりかサンドイッチを買います。仕事しながらなので手で食べられるものを」
「そうですか・・・」
やはり腑に落ちない様子。
運動を訊かれる。
「運動はされてますか？ウォーキングとか」
「週3〜4回は歩いてますね、あとたまに筋トレします」
「ウォーキングはどれくらい？」
「40分弱です」
まだ腑に落ちない栄養士さん。
「好きな食べ物は何ですか？」
「辛いものです」
「じゃあ韓国料理とか？」
「汁物がそんなに好きではないので韓国料理はあまり食べないです」
「カレーはどうですか？」
「好きです」
「毎週カレーとか」
「いやいやいや、月1くらいです」
「それじゃあそんなでもないか・・・」
まだ話が続く。
「アイスは食べますか？」
「食べます」
「週何個くらい食べます？」
「4〜5個は食べますね」
「どんなやつを食べますか？」
「いろいろ・・・おいしそうなものを見つけたら買ってるので」
「それはどんなタイミングで？」
「夕食前後です」
ちょっと栄養士さんの表情が明るくなった。
ジャンクフード食ってますと言って表情明るくなるってのも
そこだけ切り取ったら変な話だが。
「たとえばスーパーカップ、これだと角砂糖12個分の糖質です」
「12個！」
本当は角砂糖が何gなのか、小さじ何杯分なのかわからないが
とりあえず小さじ1と考えても大さじ4なので大変である。
「アイスは・・・すっぱりやめてみましょうか。
本当は週1個いいですけどここはやめましょう」
「はい」
「代わりにナッツとか食べましょう」
そういやナッツはよく食べる。
「ナッツはよく食べてますよ」
「おお！？何食べてますか？」
「カシューナッツです」
「くわっ・・・よりによってか・・・完全にそれだわ・・・そこか・・・
ナッツといっても、カシューナッツは脂肪分が多いんですよ」
栄養士さんがおでこに手を当てて天を仰いだ。かわいい。
「しかしお徳用とかじゃなくて普通の袋のですんで」
「察しはつくかと思いますが当たり前です。食べ切らないでください。そういう次元ではないです」
「ふはははは。でも開けちゃうとうっすら酸化しておいしくないんですよ」
「まあ脂ですからね」
「ふふふふふふふふふ」
栄養士さんは大満足という感じの表情になった。よかった。
「カシューナッツとアイスは禁止です。
癖になってるでしょうから最初は辛いと思いますけど、がんばってみましょう」
「やっぱそうなりますか」
「なります。ちなみにカシューナッツとアイスでおにぎり6個分です。
普段の食生活もウォーキングも全部これで間違いなく吹っ飛んでます」
「はははははは」
結果どうなったかというと、
かなり減ってる。
医師は「月1kgずつくらい減らしましょう」と言っていたが
月初から20日まででまさかの2.4kg減。
あまり減らしすぎるなと言われているので次回までに筋トレとかして2kg程度にしたいのだが、
とにかく増えない。
しかし一方で困っているのが
「鉄分をどうやって摂るのか？」
である。
そもそもカシューナッツだって鉄分のために食べ始めたわけで・・・
ひじき煮るときの鉄玉子をべろべろ舐め回すくらいしか思いつかない。
とりあえず鉄は無視でいいのかしら。
