クズは定時で帰りたい

趣味の時間を捻出するブログ

仮装ってなんなの

ガールのクリスマス会があった。

 

私がスカウトの頃はまずミサ、そしてろうそく灯してみんなでお祈りして・・・と荘厳なスタートで

そこからスタンツ(出し物)やるかケーキのデコレーションやらなんやらという感じだったのだが、

ここ最近はスタンツとゲームという感じになっている。

 

それはまあいい。

 

で、服装もいつの間にか制服から何らかのドレスコードが定番になった。

年長で企画側にまわった時にちまちまリース付きのチーフリングとか作ってたのが懐かしい。

 

 

そして今年のドレスコード

「ちょっとした仮装」

 

??????

「ちょっとの仮装ってどういうことですか?」

「ちょっとよそりゃあ・・・ちょっとよ、ちょっとした」

わからん。

しかしわからないのは私だけらしい。

クリスマスに仮装という習慣はそもそもない。

強いて言えばクリスマスセーター?着たことないけど。

なんか私だけ頭が固い人みたいになって話が次へ進んだ。

 

仮装。

しかしちょっと。

さっぱりわからん。

 

着ぐるみはガチ仮装だと思う。

何度かやっている「赤白緑のどれかをとりいれる」は仮装ではないと思う。

 

 

最初に思いついたのが「エビフライ」。

モコモコした山吹色のトップスを着て、頭にエビの尻尾をつける。

尻尾くらいなら段ボールを切るか、鋭い三角帽子にヒレをつければ

エビフライ人間だと誰でもわかるだろう。

しかし頭は安定するか?ハリボテの方がいい?でも顔面のところで色が途切れるのはどうか、

じゃあドーラン買うか・・・となって我に返った。

ドーランは多分ガチ仮装だ。

あと指導者の出し物が縄跳びダンスだったので、

デブが飛び跳ねるのに耐える被り物は素人には作れない。

 

 

軽い仮装なのだから、普通の服装にちょっと何か足す程度のはず。

 

 

次に思いついたのがメイプル超合金の安藤氏である。

多分クリスマスなので赤い人は誰かしらいる。

その赤パワーを借りて、私は紫の服でプラスチックの眼鏡かけて安藤氏になる。

ボトムスは部屋着のガウチョパンツをくくればなんとかなりそう。

 

しかしただ紫の服を着ても弱いし、紫の服持ってないし、

多分あの前髪がないと厳しい。

さすがに仕事で眉上ぱっつんは厳しいものがある。面長だし私。

丸焼き前のナス人間である。だったら普通のナスでいい。

 

 

で、最終的に南海キャンディーズしずちゃんである。

そうだよ。

学生時代は「ちっちゃいしずちゃん」と言われていたこともあり

ポテンシャルは十分にある。

しずちゃんGoogle HomeのCMやってると我が家のやつが要件承ろうとするくらいだから

声も似てるんだろう。

 

白シャツなら家にあるし、

スカーフ作って髪はボブ風にして後ろでまとめたらなんとかなりそう。

というわけで赤スカーフを持参してクリスマス会へ。

 

 

ところが着いてみると仮装してる大人は一人だけ。

サンタクロース風のケープをつけている。あとは私服。

あれ?仮装は?となったが準備のばたばたで訊けず。

会が始まる頃には着替えるのかと思ったが着替えない。

子供らは三角帽子をかぶったりトナカイの角をつけたり、

胸元にクリスマスっぽいブローチをつけたりしている。

ちょっとした仮装ってそういうこと?

それって仮装ではなく「クリスマスっぽい服装」ではないのか。

白シャツに濃い色のズボンでなんか一人だけフォーマルな感じなので

「デパートの店員さんみたい」と子供らに言われる。

 

 

大人が仮装を始めたのはまさかのスタンツ前である。

みんな三角帽なりリボンなりつけ始めている。

いや、仮装っつったじゃん。何の仮装だよ。オーナメントか?

「方向性を誤ったようです・・・」とスカーフを巻きながら言うと

「私もわかってなかった」と声がした。

見ると同じ部門の人が鯛焼きを被っていた・・・

 

あとはもうお察しくださいだよ。

大人にしか通じないし、なんかただノリノリの人みたいになってるし、

そもそも踊りを逆方向で覚えてた。送ってくれた動画、あれ反転だったのか・・・