赤の他人の話を書くのはあまり好きではないが、
今回はさすがに書く。
バス停に並んでいると、後ろに親子が来た。
多分小学生くらいの男子と母親。
なにやらスポーツの話をしているようで、
野球とおぼしき話をしながら私の後ろに並んだ。
「じゃあラグビーはどんなルールがあるの?」
先日ラグビーを観てきたばかりの私。
ラグビーはおもしろいよ。
なんなら体育の授業でサッカーとかバスケとかやる前にラグビー観戦習ったらいいのにね。
「ラグビー?」
「サッカーは蹴るでしょ?ラグビーは投げても蹴ってもいいけど、じゃあ何がだめなの?」
「ラグビーかあ・・・」
ラグビーはボールを前に投げたらだめというルールがある。
それが一番の特徴で、なんならそれさえわかっていたら十分おもしろい。
「そうねえ・・・」
とはいえ興味がなければ知ることもないだろう。
ボールは後ろ!ボールは後ろだよ!と念を送る私。
いやもしかしたら「タックルがすごい」とかかもしれない。
どう考えても逆を応援してましたよねって人が「ナイスタックル・・・」とこぼすくらいである。
タックル!ボールうしろ!タックル!ボールうしろ!と念を増やす私。
「ラグビーはボールが尖ってるでしょう?」
そうね。だからボールの動きもおもしろい。
「だから、ラグビーのルールは、丸いボールを使ったらだめっていうのが一番のルール」
えええええええ!!!!
それはそうですけど。そうだけど。たぶん。
でもそれは運営が反則ですよね。丸いボール用意するなよ。
そこからか。それは大変だ。
「そうなんだ!」
納得した息子さん。素直でかわいい。
いや間違いではない。間違いではないよ・・・ね?
多分フィギュアスケートに安全靴で登場したらだめだろうし
大事なルールだ。
なんだかいい年末になったわ。
サーバーいかれて仕事はえらいことになってるけどね。