クズは定時で帰りたい

趣味の時間を捻出するブログ

行間が薄いぞ

実は転勤話が持ち上がってまして。

単身赴任ね。私の。

 

まあ子供もいないし、これまで住もうと思ったことのないエリアなので

こんな機会でもなければ住まないな・・・とは思うが

やはり迷う。飛行機の距離なので無駄に遠いし。(神奈川なので空港自体遠い)

 

とりあえず家で相談してみたところ

「独身やったら俺なら絶対行くけどなあ」

「しかし私は人妻だからね?」

「どうなんやろなあ、でも君の職場での立場があるやろ?

断ったら居場所なくなるとかはないの?」

「もともと居場所そんなないから問題ない」

「なんやそれ・・・」

「植物は実家に預けるからその送り方も考えなきゃだわ。

そこが気がかりなんだよ(ミミズもいるし)」

「草より俺の心配はどないなっとんねん」

「そこは心配してない」

 

とまあ結論は「自分で考えな」であった。

そして「消極的な承諾です」と伝えた。

 

ところが。

 

夫がなにやら職場で「妻が単身赴任かも」なんて話をしたらしい。

「どうなった?って訊かれて、俺は断ってほしいけど職場での立場もあるやろ?って言いまして〜ってなってな」

「ん?」

「女性で単身赴任って珍しいねって言ってたわ」

「いや、ん?」

 

ん??????

 

断ってほしいって言ってないよね!?

「お前さん、寂しいから嫌だろ?」

「なんでや!人のせいにせんと自分で考えろ」

とかだったではないか。

えー!?

いやその、私はゴリゴリの文系なので国語の読解など何をどう勉強するのかわからないくらい得意だったが、

断ってほしいだなんて全くなかったぜ?

「傍線部の太郎の気持ちを答えよ」って訊かれたら間違いなく

「自分の意見を言えば責任が生じると思い、中立的な立場をとった」だよ。

 

「待て待て。断ってほしいって言ってないよね?なあ?今初めて聞いたけど」

「そういうことやんかつまりは」

「つまってないね。それはっきり言えよ。大事な時に変化球やめろ、ひねり野郎が」

「でも難しいんやろ?」

「明日『家族に反対されました』っつったらそっちのが居場所なくなって難しい展開だろうが・・・」

「行間を読めや」

「薄いんじゃ!!!行間が!!!小さくて薄い!!!わかるか!!!」

 

さてどうなることやら。

弊社のことなのでまた方針がころころ変わるとは思うけどね。

ましてちっこい役職の私がいきなり単身赴任って

親会社が嫌がるんじゃないかね。

せっかちだけど見た目ぬぼーっとしてるし。

親会社は見た目重視だから。

 

年明け早々に気がかりである。