クズは定時で帰りたい

趣味の時間を捻出するブログ

難題あれこれ

引っ越したよ。

 

さて札幌へ引っ越してきたのだが、問題が多すぎる。

 

寒くはない

いや寒いんだけど、雰囲気は「日中暑くならない奈良-2週間」という感じ。

連休前の奈良(朝晩)と今の札幌は同じくらいではなかろうか?

奈良よりマシでしょうと言っていたが現段階でこれは合っているかもしれない。

二重窓だから室内はそんな絶望的な気温にならないし、

暑くならないから服装には困らない。

 

しかし不動産屋から謎の指示をもらう。

「エアコンですが、ちょっと寒いかな?くらいならいいんですけど

しばれてる日は使ったら凍ってしまいますからストーブを使ってください。

凍結の場合、修理費は借主様の負担になります」

・・・しばれる?

 

しばれる=寒い、というのは小学生の頃に方言の授業で習った。

「辛気臭い」「しばれる」「ばってん」をやったの。

しかしこの人は

寒い:OK

しばれてる:NG

である。つまり意味が違う。

 

「しばれてるって寒いということじゃないんですか?」

「あー、どう言ったらいいんだろう、わからないですよねーうふふ。

もちろん寒いですけど、それより、しばれてる、あの、ばーっとね、しばれるんですよ。外が。

うーん・・・水分が全部凍ってるというか霜というか・・・でもきっと見たらわかりますので!」

本当にわかるのか・・・?

とりあえずエアコンの暖房は使わなければいいのか・・・?

 

あれってあれなのね

ストーブの灯油はガソリンスタンドに行かねばならないのか・・・と思っていたら

ガス会社が灯油もやってるそうで。

とはいえ途中で足りなくなったら?つーかこのストーブはどこが開くの?

 

「すみません。このストーブの灯油はどこから汲んでくればいいんですか?」

「汲む・・・あっ、これは配管がタンクにつながっていて自動で供給されます。

でも使い放題ではなく使った分お金がかかりますのでご注意ください」

すげー。

住宅に油配管があるんですって。

老人ホームの図面とか絶対描きたくない。

 

そしてガス屋さん、

「ご存知かもしれないですが、プロパンガスは・・・非常に・・・値上がりしてまして高いです」

「わかりますよ、昔プロパンのとこに住んでたんで」

「そうですか、いや本当に高くなりましたので覚悟して使ってください」

自分で高いという。

しかし値段は契約書見てね!って感じらしい。

 

道が雑!!

何よりびっくりしているのが道である。

雪国だから小さい信号もやたら長いのはわかるが、

なんかもう道路を平坦にしようという意思が全く感じられない。

車道も歩道もガッタガタのボロッボロである。

数分歩けばどこかしら舗装が砕けているし、幅広いのに斜めだし。

それで車道から上がりやすいとかならまだわかるが、斜めかつ普通に段差もある。

 

スーツケースで来たのでこれは大変。

雪積もってないからとかの話ではない。

なんなら踏み固められた雪の上の方が扱いやすいかもしれない。

 

海を越えるからね

スーパーの品揃えというか価格がおもしろい。

まず猫も杓子もマルハニチロである。

マルハニチロでなんとかなりそうなものはなんとかしている感がある。

マルハニチロの手広さを知ったよ・・・。

そして食料自給率がめっちゃ高い。

大豆、そば(そばは種類も多い)、小麦、とにかく国産が非常に多い。そして安い。

米にいたっては北海道米ばかりである。

ほっけが充実している。

 

一方で困るのが、海を越えてやってくるものは高い。

冷食が2割くらい高い。お菓子とかもわりと高い。

すなわち全体的に物価が高い。

酒も大体高いけど、私が買うのは鍛高譚なので問題ない(むしろ安い)。

 

あとニトリは北海道に山ほどあるから生活には困らないと思っていたが

そんなにはなかった。これは想定外だった。

 

 

そんな感じでまだまだ引っ越し荷物が片付かない。

そしてコンビニは一体いつまで「おにぎりはあたためますか?」と言うのだろうか・・・