ベビーカー電車問題について思っていたこと。
私は正直どっちでもいいというか、
ベビーカーが迷惑になるような混雑ならば子供が低い位置にいるのはむしろ危険では?と思うので
畳まないのはそこを犠牲にしなければならない事情があるんだろうから
まあ仕方ないんでないのという感じである。
でもこれ鉄道会社のミスだと思うのよ。
時代はすぐ変わる
ベビーカー畳まなくていいよ!となった頃とベビーカー問題が発生し始めた頃では
ベビーカーのサイズがそもそも違う。でかくなってる。
いや小さいのもあれば昔から大きいのもあったと思うが、
街に出てる(おそらく車ではない)人の使うサイズが違う。
そこを考えていなかったのか、考えていたのかわからないが
サイズの規定をなぜしなかったのか?
1人あたり○cmまで、って決めれば良かった。
荷物のサイズ
電車内に持ち込める荷物にはいろいろ規定がある。
3辺合計いくら、それ以上のものはこういう条件でOKというやつ。
まああってないようなルールだけどね。
ちなみに一度いたよ、「自転車は専用の袋に入れた場合のみ可」なのに
ママチャリのハンドルにビニール袋被せて「袋に入れてますけど」って来た人。
いやそれローソンの袋じゃねーか。
畳まなくていいとなったときに、どうしてここを考えなかったのか。
今の状態だと、規定を超えるを持ち込むのはだめだが
それより大きい空のベビーカーは持ち込むことができる。
ここを適当にいいよいいよとやってしまったから
じゃあ子供の快適性、押しやすさ、荷物がどんだけ入るかとかを
メーカーはサイズを考えずにばんばん作れる。
便利なものは当然買う。当たり前だ。
大型店と商店街の関係
ちょっと話は変わるが、郊外では大型店ができて商店街が廃れて、
しかし大型店はどんどん店を出すから採算のとれないところは閉める。
すると住みにくい街が完成する。
大型店は便利で、これでみんなの生活も豊かになるよね!ってなってるのに
しばらくすると超住みにくくなる。
この問題にすごく似てると思うの。
幼児を連れてもどこへでも行けるようになったから
どこへでも行くようになった。
買い物や娯楽をわざわざ近場で済ます必要はなく、
好みのものを交通費数百円払って選ぶようになる。
すると地元は「その辺はあっちでよろしく」となっていく。
となると必要なものは遠出しないと入手できなくなる。
体力がなかろうが問答無用で遠出。
当初はそんなこと公共交通>車のエリアではほぼなかったと思うが
「遠出しないとだめな用事がある」というのが今は完全に成り立つようになってしまった。
これのどの辺が子育てに優しい社会なのか?
じゃあ制限すれば?
ならこれから制限したらいい、といっても今更難しい。
下の子にも使う予定で奮発したのに使えないってのはひどい話だ。
ベビーカー高い。
本当に、完全にこれは適用開始のときに1人あたりのサイズの規定を決めなかったのがまずかった。
旗振ったのは誰なんだ。あほなのか。大手鉄道会社なんてデベロッパーだろうが。
商学の基礎を学び直せ。
スーツケースなんて機内持ち込みできるかどうかすごいアピールしてくるじゃん?
ちゃんとルールを決めていたらああなっていたと思う。
もはや手遅れだ。
どうなっていくんでしょうねこれから。
多分数十年後には老人のあれこれが騒がれるようになってくると思う。
シルバーカーなのか車椅子なのか微妙なやつとか出てくるよきっと。
その頃には杖つく高齢者も定年前で普通に通勤するようになるだろうからね・・・